子どもがもうすぐ保育園を卒業して小学校に入学する。
そのための準備を進めている。子どもの成長は嬉しい。楽しい。
保育園には本当にお世話になった。朝から晩まで預かってくれて、一日一食(昼)のみならず二食(夕)食べさせてくれることもあって、七夕など季節ごとにイベントをしてくれて、トイトレやら箸の持ち方やらお散歩やら劇ごっこやら、もう語り尽くせないほどお世話になった。子どもは多くのことを学んで成長した。
しかし、「保育園を卒園、さみしい」「先生へ感謝」という気持ちが起きない。
家族のように、兄弟のように濃密な時間を過ごした同じクラスの子どもたち。それが、卒園を境に、もう一生会わない子もいるかもしれない。
でも心が動かない。
だってそういうものだよねと思う。
コロナで卒園イベントがなくても、もうそれでいいじゃん、と思う。
なんか淡々とした気持ち。もう、小学校と学童保育に気持ちが向いている。
子どもがもっと小さい頃、「保育園はよくやってくれるので感謝している。しかし、運動会などの保護者参加の行事があると、仕事が滞るのでやめてほしい。ただ子どもを預かってくれればいい」というような意見を耳にして、ドン引きした。
私は、行事とか楽しんで参加していたから。
ドン引きしたのは覚えているけれど、でも、今はちょっとその気持ちがわかる。
冷たい?
情緒がない?
感情がおかしい。